技術と経営に優れた企業に
(社)日本塗装工業会の理事会・全国支部長会議が東京のホテルニューオータニで開催され、2006年度の重点施策を打ち出した。
それによると、06年度は、▽社会のニーズを満たす諸施策を推進し、社会に評価されるべく業種としての確立を図り、その重要性を周知する。▽建設産業の一翼を担い、「技術と経営に優れた専門工事業」を目指す。▽会員企業の健全な発展に資する事業を展開し、差別化を図る の3つを柱として掲げた。
これを踏まえた重点施策では、建築ストック時代のもと、ますます建築物の長寿命化が望まれている中、改修工事の施工技術や管理技術をより高め、顧客の満足度向上を図るほか、環境汚染防止など地球環境問題に取り組み、社会の信頼と期待に応える。
また、建築塗装基幹技能者制度などを推進し、技術・技能の向上に努めるとともに、新工法・新技術の開発、将来を志向した建設生産システムや自主品質管理システムなどんも導入を図り、機関産業の一員として他の業種に先行した「技術と経営に優れた企業」を目指す。さらに、塗装の果たす価値観、重要性をより強く認識し、会員がそれぞれ自覚を持ち、各種事業に積極的に参加するとしている。
(建設工業新聞 12/24)
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