11月に入って、朝晩はめっきり冷え込んできました。
一年で最も”色”を意識する季節になりました。街を歩いていても、樹々の紅葉のコントラストとその変化に、日々驚かされます。
「日本人ほど色の名前について、豊かな表現ができる民族はいないのではないだろうか。・・・(略)・・・日本の四季それぞれに移り変わる自然の美しい姿を眼に捉えて、数えきれないほどの色名を造語してきた国は他にないのではと思うほどである・・・。」色の歴史手帳(吉岡幸雄)より
銀杏が黄色に、紅葉は黄から赤色へと色づいていく様子は日本ならではの風物詩。ここはひとつ女性をお誘いして公園へ散策にでも・・・。え?忙しくてそんなヒマない?それは失礼。
○ 花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に
でもこの場合の「花」とは桜の花のことでしたよね。
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