昨年(平成16年)の石川県内における建設業の死亡災害者数って、ご存知ですか?
12人です。
ちなみに県内全産業では19人。休業4日以上の労働災害発生件数は179件(全産業では1,247件)です。このことから、私達の職場がいかに危険と隣り合わせか、おわかりいただけるかと思います。
建設業は「全体の10%の就業者数で20%の生産高をあげているが、30%の死傷災害と40%の死亡災害が発生」している業界です。なかでも、塗装工事業は事故や災害が多い。有名なものは有機溶剤中毒です。この災害発生の割合を、せめて就業者数の割合(10%)にまで引き下げることが今後の切実な課題である、といえるでしょう。このための個人の努力や注意はもちろんですが、労働安全衛生法においてもさまざまな事項が定められています。
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