the workshop gallary due to 2006 convension in 石川
金沢21世紀美術館で、平成17年度後期ブロック石川大会のワークショップで製作した作品を展示しています。
「われらの建築は、人類の幸福のための最良の芸術たるべし」
これは、建築士会が持つ3つの綱領のうち、最も上位に位置づけられているものです。建築士会の設立に携わった先輩建築士たちは、「我々がつくる建築は最良の芸術でなければならない」との基本方針を掲げ、この会をつくりました。設立から50年余り、果たして彼らの熱い思いを、私達は受け継いでいるのでしょうか・・・。
古い街並みや伝統工芸、美術作品を尊び大切にする古都・金沢。そして、21世紀の美術館として新しい試みに果敢に挑戦する「金沢21世紀美術館」を市内の中心部に持つ、現代都市・金沢。「古都」「小京都」「伝統的」などと形容される金沢を、みなさんはどのように捉えていますか。私は金沢のもつ2極性に着目してみました。金沢には「中世」と「近代」、「犀川」と「浅の川」など、さまざまな2つの相反する事象が複雑に絡み合って都市を構成しています。焦点が2つあって境界を形作る楕円のような都市(オーバル・シティ)だといえるのではないでしょうか。
そして、このワークショップは、東海北陸地区に在籍する建築士たちが、自分の職能に幅と奥行き与えるためにトレーニングしたものです。見て、感じた古都・金沢と現代都市・金沢をモチーフに、作品ごとの題を「立体的造形物」として表現しました。(トレーニング・アートの展示パネルより抜粋)
そういうわけで、展示作品の監視員をしてます。もう800人以上きました。でも、座っているだけなので、とてもひまです。
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